りのいえが10周年を迎えましたが、今後10年、
「お客様満足度」と「従業員満足度」と「会社満足度」
をどのように高めていくかがカギを握ってくるのではないかと考えています。
「お客様満足度」について
お客様満足度を高めるためにやらなければならないことは、以下の4つです。
①従業員のプロフェッショナル度合いを上げる
②従業員の人間力を上げる
③従業員がお客様のために働きたくなる、仕組み・文化を作る。
④経営基盤(財務、ブランド、資産)を安定させる。
①に関しては、設計も施工も含め、人材をいかに育成するかです。
建築屋としてのプロフェッショナルということもありますが、
接客のマナーや5Sの部分も大切です。
②は、従業員のマナーや身だしなみはもちろん、
人の気持ちを考える事ができるようになる等、奥が深いです。
④は、会社を健全経営状態に持っていくことにより、潰れない会社にすることです。
お客様にとって、潰れるような会社は怖いです。
そのため、健全経営状態を維持することは重要です。
③どんなに素晴らしい従業員が揃っていても、いきいき働けない会社では、
お客様満足度も下がり、しいては、経営状態も悪くなってしまいます。
お客様満足度を高めることは、大体この4つに含まれます。
「従業員満足度」について
そもそもの考えとして、私には、「従業員が幸せでなければお客様を幸せにできない」
という考えがあります。
従業員がやりがいを持って安心して働ける場を提供したいと、常々思っています。
ポイントとなるのは、働く時間を効率化すること。
短い時間で質の良い仕事ができるようになれればと思います。
あとは、仕事が一番楽しく感じられる職場環境を目指します。
“仕事が楽しく感じられる職場環境”というのがミソで、
ゲーミフィケーションも影響してきます。
(ゲーミフィケーションについては、機会があったらお話します。)
また、今は長生きリスクの時代です。
今後長く働けるようになって70歳まで働けるとしても、残り30年あります。
年金だけでは到底生きていけません。
退職金が1000万円もらえたとしても、30年間で考えたら足りません。
そう考えたとき、年金部分を増やすために、企業年金的なものを作りたいと思っています。
中小企業だけど実現できる退職金制度と企業年金制度を立ち上げます。
これらによって、安心して働けるようになり、従業員満足が高まると確信しています。